Basic認証の作り方
01「.htpasswdファイル」を用意します
- 記述例 .htpasswd
test:**********
[.htpasswdを生成する!]からIDとパスワードに任意の半角英数字を入れて「生成」ボタンを押します。
.htpasswdというファイルを新たに作成し、.htpasswd生成結果をコピー&ペーストしてください。複数アカウントでログインできるようにするには
1アカウントを1行ごとに記載します。
- 記述例 .htpasswd
(複数アカウントの場合) user1:********** user2:********** :
- 記述例 .htpasswd
02「.htaccessファイル」を用意します
- 記述例 .htaccess
AuthUserFile /パスワードファイルまでのフルパス/.htpasswd AuthType Basic AuthName "Input your ID and Password." Require valid-user <Files ~ "^\."> Deny from all </Files>
AuthUserFile
パスワードファイルまでのフルパスを指定します。これはドキュメントルートからのパスや、相対パスでは指定できません。
フルパスは以下のようなプログラムで調べることができます。- 記述例 fullpath.php
(フルパスを調べる場合) <?php echo dirname(__FILE__); ?>
AuthName
Basic認証ダイアログに表示されるメッセージを指定できます。
※Chromeでは表示されなくなりました。- 記述例 fullpath.php
03作成した「.htaccessファイル」「.htpasswdファイル」を
FTPソフトを使用してBasic認証を設定したい場所にアップロードします。
特定のIPアドレスのみを許可する
関係者以外のアクセスを禁止したい場合は、許可するIPアドレス(またはドメイン)を指定することができます。
- 記述例 .htaccess
Order Allow,Deny Allow from xxx.xxx.xxx.xxx Allow from xxx.xxx.xxx.xxx
Basic認証の記述と組み合わせることで、
- IPアドレスが一致しなければ拒否
- IPアドレスが一致すればBasic認証を表示する
の二重の対策ができます。
自分のIPアドレスを調べる
- あなたのIPアドレス:
認証をゆるくしたい場合
- 社内からのアクセスでは常に認証不要にしたい
- テレワーク中などで社外からアクセスしたときはBasic認証を要求したい
という場合には下記の1行を追加します。
- 記述例 .htaccess
(Basic認証+IPアドレス制限を設定している状態) Satisfy Any
Basic認証・IPアドレスチェックのどちらかが一致すればよいという条件に変わります。
Basic認証のご利用シーン一例
FTPでアップして
- 公開したくないディレクトリを
パスワード保護したい
サーバー・Webシステムと連携※させて
- テストWeb領域を作成すると
自動的にBasic認証も設定
※株式会社イー・ネットワークスでは業務管理システムの開発、Webサイト構築を承っております。
Webシステムや管理画面との連携をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。
他のテレワーク
支援ツールをチェック!
イー・ネットワークスオリジナルのWeb制作会社向け テレワーク支援ツールをご紹介しています。
- 免責事項
- 当サービスのご利用におきましては、利用する方の責任のもと取得されたデータや結果をご使用ください。
- 当サイトはサービス利用に基づくあらゆるトラブルや損害につきまして、一切の責任を負いません。
- ご利用の前に
- こちらからご確認ください。